プロが教える、視力を回復させる50のポイント>レーシックには、どんな方法があるのか

まずレーシックの方法を軽く説明していきます。

手術では、眼球の表面に位置する角膜という
透明な組織に、まずフラップという薄い「ふた」をつくります。

このふたを作るものは、さきほど説明の中にでてきた
カンナのような機械と、レーザーで角膜を柔らかくする
２種類の方法があります。

そして、フラップの下の角膜実質部分にエキシマレーザーという
レーザー光線をあてて、近視や遠視、乱視を矯正するのに
必要な分だけ削ります。

最後に、フラップの位置を元にもどして、完了です。

点眼薬の麻酔では、手術中は目に何か触っているな〜
というような感覚が残りますが、痛みの心配はいりません。

ただし、手術を始めるときにまつ毛をよけるテープを貼ったり
目を開く器具をはめたりするので
手術中に目の周りの違和感や
まばたきができないための違和感、ツッパリ感などがあります。

また、カンナのような機械を使うときには
良い位置にきちんとはめこまなければいけません。

そして、これらが終わった後
とくに問題が無ければ、手術後２０分ぐらい休んで
保護用のサングラスをして帰ることになります。

目薬のせいで、多少ぼんやりかすんだ感じがありますが
もうちゃんと見えるので、一人でも安心して帰ることができます。

たいていの人は、外に出て見える景色に感動するようです。
ちなみに私も、その一人でした。

手術が終わったあとは、目の周りがなんとなく腫れぼったい
違和感のようなものを感じますが、数時間から
一晩程度で落ち着くことができます。