プロが教える、視力を回復させる50のポイント>目にも潤いやケアを与えましょう！

目の表面は、涙で覆われています。

そして、涙は目の表面の角膜や結膜の組織に
酸素や栄養素を供給しています。

涙には、さまざまな免疫物質や成長因子などのたんぱく質
それにビタミンなど、角膜や結膜の細胞を守り
成長を助けるために必要な成分がたくさん含まれています。

この涙に変わる目薬は、現在のところないようです。
水分補給はできても、栄養補給はできないのです。

目の潤いケアは、涙が出る人であれば
なるべく自分の涙を大切にすることが第一です。

目を乾かさないようにも注意しましょう。

ドライアイ治療の第一段階は、目が乾いてしまう
疲れるというときに適度に目薬で潤いを与えることです。

とくにコンタクトレンズを使用している人は
潤いの補給というものが必要となってきます。

ただし、むやみに目薬を使用すると、せっかくの自分の涙を
逆に洗い流すことになってしまうんです。

また、市販の目薬のほとんどは防腐剤を含んでいます。

潤いケアには、防腐剤や刺激物の入っていない
ディスポーザブルタイプの目薬を使用するのが良いといわれています。

最近では、保湿成分としてヒアルロン酸入りの
点眼薬も発売されています。

涙がほとんど出ない人や、涙の不足から目の表面の健康が
大きく損なわれている人には
涙点プラグを挿入したり、自分の血清を点眼したりもするようです。

最近は、エアコンの普及でオフィスから自宅まで
快適さがアップしていますが、その半面
室内の空気は乾燥しがちなのです。

そくに気温の低い冬は、室内も室外も乾燥しています。

肌が乾燥する時は、目の乾燥にも注意が必要です。