プロが教える、視力を回復させる50のポイント>遠近両用のコンタクトレンズって、何ですか？

遠近両用のコンタクトレンズとは、遠近両用メガネのように
ひとつのコンタクトレンズに、遠くにピントが合う度数の部分と
近くにピントがあう度数の部分を混合させる。
というような、発想で作られたと言われています。

色々な方式があるようですが、今の主流は
同心円状に遠く用の度数と近く用の度数が
交互に並んでいるタイプです。

「こんなんで、ちゃんと見れるの？」
という疑問をもたれるかもしれませんが
脳は、近くを見るときは近くにピントがあったり
遠くを見るときには、遠くにピントがあった部分の
映像を認識することができるのです。

人間の脳は、優れた適応能力と
柔軟性を持っているのです。

ただ、通常の遠近両用ではないコンタクトレンズから
切り替えたばかりのときは、暗く感じたり
ぼやけた感じがきになるような人もいるようです。

しかし、使っているうちにだんだんと慣れてくるので
快適に見えることができるようになります。

でも、やっぱり慣れていなくてダメだ〜
という人もいるようです。

見え方の質は、若干ですが落ちるようです。

暗い感じが気になる人は、遠くに合わせた通常のコンタクトレンズの上から
近くを見るときだけ老眼鏡をかける。という選択肢もあります。

逆にふだんは室内にいることが多いので
コンタクトレンズのピンとは、近くに合わせておいて
車の運転等をする場合のみ、度の強いメガネをかける。
という方法もあるようです。

また、片目で近く、片目で遠くを見る
といったような「モノビジョン」という方法もあるようです。

いずれにしても、自分の生活スタイルに合わせて
コンタクトレンズやメガネの種類を選ぶことが大切です。