プロが教える、視力を回復させる50のポイント>パソコンを長時間やると近視になる？

パソコンを長時間にわたって仕事などをしていると
近視になることは、あるようです。

ひとつは、本来の近視ではありませんが
仮性近視といわれるような状態で
調節麻痺によって遠くが一時的に見えなくなることがあります。

本来、目というものは、オートフォーカスです。

目の中には毛様体筋があって
このオートフォーカス機能を調整しています。

老眼のない年齢の人達であれば、遠くを見るときには
毛様体筋の緊張がほぐれて
近くを見るときには、逆に緊張するように働いているのです。

しかし、長時間ＶＤＴ作業を続けていると
目はずっと頑張って調整を続けるので
毛様体筋が凝り固まってしまうのです。

そのために、遠くを見たときに調節が解除されずに
見えにくくなることがあるのです。

見かけ上は近視になったようで、こういう状態で
視力検査をすれば実際視力が悪くなっています。

これがいわゆる仮性近視の状態で、調節緊張ともいいます。

これは、治療する薬もありますし
ＶＤＴ作業を控えて目を休めるようにしていると
治ってきて元の視力に戻ります。

でも、中にはＶＤＴ作業を毎日繰り返しているうちに
本当の近視になってしまう人もいます。

普通であれば近視は20歳以降
体の成長が止まるとあまり進まないものなのですが
緒暗示オフィスで同じようにＯＡ機器に向っていて
近視になる人とならない人がいるようです。

その理由は、はっきりとわかっていませんが
その人が持っている近視になる遺伝子が発見されるのではないかとか
環境に合わせて生体が変化するのではないかと言われていますが
まだ、これらには根拠がないようです。